2008年5月11日日曜日

5月11日 マリア・パヘス「セビージャ」(完全版)

 
どぉも、Farruca編集部スタッフのF田です。
5月11日、東京国際フォーラムにてマリア様を拝みに行ってまいりました。
前回2006年のセビージャを観ていないので、何が完全版か分からぬまま、もっというとマリア・パヘス氏のこともほとんど知らないまま、開演の時を迎えたわけです。
で・・・、なんていうか・・・楽しかった!
グルメ番組で、「美味しい〜美味しい〜」とだけ連呼するおバカタレントのごとく、「いや〜楽しかった。いや〜楽しかった」と友人にメールしまくってしまいました。
偉大なバイラオーラの舞台を見て、「凄い」とか「上手い」(←この表現はおこがましいぞ!)じゃなく、「楽しい」っていうのも、私の無知さを露呈してしまっている感じですが、最初から最後まで、ホントにワクワクして90分があっという間でした。

まず舞台の流れがとてもイイ!テンポがいいというか、次々とシーンが変り、その流れがまた自然なのです。例えば(今公演を見たヒトならうなずいていただけると思いますが)、カラコレス(アバニコの遊びが面白かった!)のあとに、長い赤い布を引きずったヒトが現れて「闘牛場の出来上がり〜」っていう展開とか、かなりオモローな演出。
劇場型とでもいうんでしょうか、こういう公演は私にとって初めてで、マリア・パヘスの踊りをちゃんと観るのも初めて。「長身で手足が長くて・・・」などなど、彼女の容姿を形容する言葉を何度も耳にしていたけれど、(で実際に長身で手足が長かったけれど)実際にホンモノを目の前にして、「きっと、このヒトの手足が普通のヒトより短くても、長〜く見えるんだろうな」と。
マリア・パヘスのブラソ・・・あのしなやかさはもう人間のじゃないです。マントンをブインブイン扱っている姿は、5メートルくらいの巨人に見えました。パソは、もうその音だけで1つの楽曲を作っちゃってました。
前出のアバニコもそうだけど、ステッキと足でリズムを取り合うところとか、超高速パリージョとか、光る靴とか、なんやかんや書いても結局「楽しい」という表現に落ち着いてしまいます、はい。

舞台に張り詰めた緊張感が・・・とか、本当は評論家よろしく、ツラツラと書きたいところなのですが緊張感なんて見抜ける目は持っておりませぬ。ただただ、「ヒェ〜!ワォ〜!」の連続だったのですから。

と、フラメンコ雑誌に携わっている人間とは思えぬ感想ばかり書いてますが・・・個人的に、マリア・パヘス舞踊団の方々の踊りの部分、つまり群舞のところも大いに盛り上がりました。
もし私が、マリア・パヘスの大ファンで、マリア・パヘスのソロに全神経を集中させる類の勉強家なら、群舞シーンは小休止という感じになりがちだったのだろうけど、むしろ、ソロののち、またまた舞踊団の皆様登場〜という時には「よ〜っ待ってました!」って気持ちになったり。
あとは、カンテのお2人、アナ・ラモン&イスマエル・デ・ラ・ローサの両氏。感動です。私の涙腺は声に敏感なので(踊りにも敏感でありたい・・・)、何度も鼻がツーンとくるパートがありました。

ということで、まとめ:やっぱ楽しかった!
 

2008年5月2日金曜日

中目黒・楽屋(らくや) 中谷泉さん

 
中目黒・楽屋(らくや)フラメンコライブに行きました。
出演:B=谷朝子、小島裕子、中谷泉 G=石井奏碧 C=高橋愛夜
チャージ:2,000円 7:30~/9:00~ スタート

フラメンコライブは月に2回あるようです。
お店の雰囲気が明るく、食事メニューも豊富、いつでも気軽に行けそうなお店です。
フラメンコライブは人気があるそうで、この日も満席でした。